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全長 |
重量 |
口径 |
総弾数 |
製造国 |
180mm |
742g |
9mmx19 |
13+1 |
ドイツ |
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同社P226の小型モデルとして1989年に開発された自動拳銃。コンパクトでありながら、最大で13+1発と
装弾数が多めであるこのP228は、その信頼性の高さからFBIやDEA、警察などのような法執行機関でも
多数採用されている。
アメリカ軍では、秘匿携行用の護身武器であることを意味する『M11』の名称で制式採用されており、陸軍
や海軍の犯罪調査局の捜査官にも配備されている。
この他、『教科書的オートマチック』とさえも言われたブラウニングHPに替わってイギリス軍の制式採用
拳銃になったほか、制式採用拳銃がリボルバーであるマニューリンからオートマチックであるSIG SP2022
に替わったばかりであるフランス国家憲兵隊の特殊部隊であるGIGNやドイツのGSG9、イスラエル陸軍特
殊部隊(通称サレイトゴラーニ)、日本のSST(海上保安庁・特殊警備隊)などにサイドアームとして制式
採用されており、中には不可視光タイプのレーザーポインターを内蔵させたものもあるようだ。
最近になって、アメリカの国土安全保障省との間で、新規の採用として合計で5000挺のP228調達に関
する実効性のある契約が結ばれたようである。
これは米軍制式となったベレッタM92FSへのお返しとばかり、軍以外の公的機関を対象とした採用合戦
で確実に数字を取れる場所であり、ベレッタが苦手とする中型や小型部門で幅を利かせていることは間違
いないだろう。
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