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全長 |
重量 |
口径 |
装弾数 |
製造国 |
755(840)mm |
3.9kg |
5.56mmx45 |
20/30
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アメリカ |
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ベトナム戦争時代、アメリカ軍SOG(Special Operations Group)などの特殊部隊は任務の性格上、M16
の様な全長の長い銃では取り回しが悪いため小型の突撃銃を要望した。そこでM16をベースに銃身の短縮
(それに伴うハイダーの大型化)、可変ストックも装備し全長を250mm縮めたカービンモデルを開発し実戦
投入。テストモデルだった為、試作ナンバーである“X”ナンバーが付いたまま使用され、戦後も名前が定着
したのかそのまま公称となった。その後に登場するM4A1など、現行制式採用となったM16系ショートモデル
の始祖となったモデルである。
初代モデルはコルトM16A1を一回り小さくしたようなCAR15(XM17)であったが、原型がフルサイズのM16
であった為小型化には限界があり、リトラクタブルストックなどを新規設計して登場したのが本銃である。
直系の子孫であるM4と比べて目立つ特は、銃身の3分の1ほどもある巨大なフラッシュハイダーだろう。
これは短い銃身の為派手に発射炎が出てしまい、位置を察知されてしまうが故の処置で、テフロン加工や
高性能無煙装薬が登場していない時代ゆえの対処である。
後に戦場で得たデータをもとに改良を行ったE2型は銃身の延長やトレーサーの改良などが加えられて
いる。
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