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全長 |
重量 |
口径 |
装弾数 |
製造国 |
380mm |
1.3kg |
40mmx46 |
1 |
アメリカ |
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歩兵小隊の火力を増大させるべく開発されたM79だったが、小隊の1人を割いてM79を持たせなければ
ならないうえ弾の装填中は無防備になる等、何かと問題があった。そこで効率的にグレネード弾を発射する
システムが研究され、その結果誕生したのがM203である。発射時の反動は殆どないが、発射されたグレネ
ード弾は空中で弧を描く性質があるため、それを見越して着弾点を微調整する必要がある。
このM203は、アメリカ陸軍が(当時)制式採用銃のM16の追加装備として、銃身下部のハンドガードを交換
して装着が可能。後はM79と操作方法は同じでグレネード弾を装填して発射。その後、排莢して次弾装填
する事で再び射撃が行える。 さらにその間に敵を発見した場合、M16で対応が行えるため、状況に応じて
有効な戦術を採れるようになったのである。現行のアメリカ陸軍の編成では1個分隊に1名、M203を装備
した「榴弾手」が割り当てられている。
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