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モデル |
全長 |
重量 |
口径 |
総弾数 |
製造国 |
941F/R (スチール、フルサイズ) |
207mm |
1000g 900g |
9mmx19
.40S&W |
16+1 12+1 |
イスラエル |
941FS/RS (スチール、ショート) |
184mm |
900g 900g 1025g |
9mmx19
.40S&W
.45ACP |
16+1 12+1 10+1 |
イスラエル |
941FB/RB (スチール、コンパクト) |
184mm |
860g |
9mmx19
.40S&W |
13+1 10+1 |
イスラエル |
941FL/RL (ポリマー、フルサイズ) |
207mm |
800g |
9mmx19
.40S&W |
16+1 12+1 |
イスラエル |
941SL/SL (ポリマー、ショート) |
192mm |
720g |
9mmx19
.40S&W |
16+1 12+1 |
イスラエル |
941FBL/RBL (ポリマー、コンパクト) |
185mm |
680g |
9mmx19
.40S&W |
13+1 10+1 |
イスラエル |
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イタリアのタンフェリオ社が、チェコのCz75をベースに開発したTA90。その技術がイスラエルに供与され、IMI
社が開発したのがこのジェリコ941である。
あらかじめ交換用の銃身と弾倉が用意されており、これらを交換することで他の部品はそのままに9mmx19
弾と.41AE弾の2つの弾丸が使用できる(初期には9mmx21も予定されていた)作りとなっており、後に
.40S&W、.45ACP*1弾にも対応された。型式番号の「941」も、口径を表す"9"-9mm、"41"-41AEの組み
合わせである(しかし、由来となった.41AEモデルは、現在カタログ落ちしている模様である)。
イスラエル陸軍の制式採用拳銃として採用されており、砂漠の国イスラエルらしく砂塵などに強く整備も
容易なのが売りである。同じ口径の銃と比べてマガジンの容量が多いのも特徴のひとつ。
また、同じIMIの看板モデルとも言える、デザートイーグルに正面フォルムが似ていることからか、アメリカ
では先に名が売れていたデザートイーグルにあやかり『ベビーイーグル』と名前を変えて販売されている。
スチールモデルが一般的で、ステンレスモデルも少数ながら存在する。さらにサイズやセフティの種類
(デコッキングタイプと、Cz75と同じコック アンド ロックタイプ。上掲画像はデコッキングタイプ)などで、細かく
バリエーションが分かれている。
また、つい最近になってワルサーP99のようなポリマー製のモデル(左画像)も発表されている。
これは、従来のジェリコ941では少しばかりの無理があった特殊部隊での運用も視野に入れ(制式採用
しているイスラエル陸軍の要請があったとか、なかったとか)、レーザーポインターなどの各種デバイスを
取り付けることが出来るマウントレールを装備し、より柔軟な運用が出来るようになっている。
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