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モデル |
全長(伸長時) |
重量 |
口径 |
総弾数 |
製造国 |
Vz.61 |
270(517)mm |
1.4kg |
.32ACP |
10/20 |
チェコスロバキア他 |
Vz.64 |
270(517)mm |
1.4kg |
.380ACP |
10/20 |
チェコスロバキア他 |
Vz.65 |
270(517)mm |
1.4kg |
9mmx18 |
10/20 |
チェコスロバキア他 |
Vz.68 |
270(517)mm |
1.4kg |
9mmx19 |
10/20 |
チェコスロバキア他 |
M84 |
270(517)mm |
1.4kg |
.32ACP |
10/20 |
旧ユーゴスラビア |
M84A |
270(517)mm |
1.4kg |
.32ACP |
10/20 |
旧ユーゴスラビア |
M84B |
270mm |
1.4kg |
.32ACP |
10/20 |
旧ユーゴスラビア |
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1961年に旧チェコスロバキアが制式採用した小型の短機関銃。別名を“スコーピオン”。
戦車兵や航空機パイロットの護身用として開発されたが、コンパクトながら連射性に長け、かつ制御性にも
優れていた為、社会主義国家諸国の治安部隊や特殊部隊、時には暗殺を主たる任務とする部隊などでよく
使用され、現在でも後継銃のVz83と共に生産され続けている。
ちなみに、本銃はイギリスがアメリカへ輸入するため、イギリスが旧ユーゴのツァスタバ社にM84という
モデル名でコピー版を作らせている。初期版はストック付きでセレクティブ ファイアの完全なコピー品だった
が、84A,84Bとモデル名が進むにつれ、ストック付きでセミオートオンリー、無ストックでセミオートなどの改良
品も作られている。
使用する弾薬の口径が大口径ではないため、市街地や屋外での戦闘には向いていない。ただし、接近戦
ではサソリという意味の通称に違わぬ、非常に恐ろしい武器となる。
北朝鮮の工作機関が絡む事件が起きる時、必ずと言ってよいほど、この銃が捜索で発見されている。
これは北朝鮮のデッドコピー品ではなく、どうやら純製品であるようだ。
社会主義国家諸国各地でライセンス生産された他、現在西側諸国でも当銃を採用する警察機構は多い。
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