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モデル |
全長(伸長時) |
重量 |
口径 |
装弾数 |
製造国 |
9mm |
269(548)mm |
2.84kg |
9mmx19 |
32 |
アメリカ |
.45ACP |
269(548)mm |
2.84kg |
.45ACP |
30/40 |
アメリカ |
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1964年にゴードン B. イングラムによって設計されたコンパクトな短機関銃。
AAI(アキアゴ アームズ インダストリーズ)社で誕生したこの銃は、そのうちSIONICE社で試作開発が
行われるようになった。1970年になってミリタリー アーマーメント コーポレーション(Military Armament Company:MAC)から大量に販売され、MAC10(マックテン)の名が付いた。
その後、会社の倒産などで発売元を転々と変える運命となり、現在はM11と共にマスターピースアームズ(MasterPiece Arms)社やバルカンアーマメント(Vulcan Armament)社で生産されている。そのため、一般的
には製作者の名前を取ってイングラムM10と呼ばれる。
発射速度が非常に速く扱いにくい面もあったが、当時西側にはこのクラスの小型SMGはほとんどなく、
アメリカ、イスラエルなどの特殊部隊でも少数ながら採用されていた。構造も頑丈で、1970年代にアメリカ
海軍特殊部隊SEALに納入された製品が、1991年の湾岸戦争で使用された例もあったという。
なお、.45ACPモデルのマガジンはM3グリースガンと互換性がある。また、イギリスのS.F.Firearmsが
生産していたモデルのマガジンはウージーと互換性がある。
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