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モデル |
全長 |
重量 |
口径 |
装弾数 |
製造国 |
Kar98k |
1105mm |
4.09kg |
7.92mmx57 7.62mmx51 |
5 |
ドイツ イスラエル |
VK-98
(戦中末期省力型)
VK-1
(戦中末期省力型) |
不明 |
不明 |
7.92mmx57 |
5
1/10
(着脱式弾倉) |
ドイツ |
ユーゲント用教練銃 |
1100mm |
不明 |
5.5mm×15R |
1 |
ドイツ |
Gew98 |
1250mm |
4.08kg |
7.92mmx57 |
5 |
帝政ドイツ |
Gew98/18 |
1250mm |
不明 |
7.92mmx57 |
5/10/25
(着脱式弾倉) |
帝政ドイツ |
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ドイツが1920〜1950年代まで制式採用していたボルトアクションライフル。
「Kar」はKarabiner(カラビナー:騎兵銃)、末尾の「K」はkurz(クルツ:短い)、「Gew」はGewehr
(ゲヴェア:ライフル)の略。 第一次大戦後、連続発射可能な歩兵銃の可能性を見出したドイツ軍だったが、
研究開発しようにも敗戦による莫大な賠償金のため資金が無く、やむなく既存の小銃を改良する事で当座
をしのぐ事になった。そこで当時の制式小銃Gew98をベースに戦訓を取り入れた細かい改良を加え、銃の
短銃身化と機関銃との弾丸の共有化を施した物がKar98a、1930年代に最終的な改修を加えた物がKar
98Kである。 構造、信頼性、命中精度など当時の小銃としては優れた性能を持ち、Gew98と共にドイツ歩兵
の主力火器として活躍。1945年の終戦までに1500万挺が生産され欧州全域、北アフリカ、ロシアなど各戦
線に投入された。
また狙撃銃としてスコープが搭載された物はKar98kZFという名称で使用されていた。当初使用されて
いたZF41は倍率が1.5倍と低い上に、接眼レンズ部分が目と離れすぎているため狙いがつけにくく、実際
には装着せずに使用する狙撃兵も多かったという(安易に生産できる400m限定の市街戦に適した狙撃銃で
、接眼レンズが離れているのは身の回りも警戒できるようにしたからとする資料もある)。
この問題は後にZF39という民間狩猟用から転用した4倍率のスコープを機関部の上方か、機関具の左側面に装着することにより解決された。
戦後もイスラエルや旧占領地域で生産運用され、現在も二級火器に制定しているところは多い。
当時のナチスが偽証した可能性はあるものの、元はドイツ郵政省向けに開発されたものだった。
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