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モデル |
全長 |
重量(M-A1) |
口径 |
総弾数 |
製造国 |
M9 |
180mm |
745g(766g) |
9mmx19 |
15+1 |
オーストリア |
M357 |
180mm |
745g(766g) |
.357SIG |
12+1 |
オーストリア |
M40 |
180mm |
745g(766g) |
.40S&W |
12+1 |
オーストリア |
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1999年に発表された、オーストリアのステアー(シュタイアー)・マンリッヒャー社製の自動拳銃。
グロックを意識したポリマーフレームオートのひとつで、変則的なダブルアクションオンリーの撃発機構と、
トリガーセイフティを持つ。
ルガー P08と同じ銃杷角を持つエルゴノミクスグリップを有し、バレル位置を低めに設けている。この
独特の外形が、本銃を反動やマズルジャンプの抑制に優れた拳銃としている。
ステアーMは、2004年に発展型の「ステアー M-A1」に更新されており、現在は生産されていない。
M-A1はグリップ/フレームのデザインが改められており、バレル下にピカティニーレールを有している。
また、トリガー前部にマニュアルセイフティを持つモデルが、バリエーションに加わっている。
ポリマーフレームはグロックやH&Kものとは異なり、プラスチックの中にメタルパーツは一体化する形で組み
込まれていない。鋼鉄のスライドレールとトリガーユニットはプラスチック製シャーシの中に単にはめ込まれ、
数本のピンとディスアッセンブリーレバーで保持されているだけである。似たような方法はシグザウエルが
P250DCcで採用している。
サイトシステムも独自の形態で、フロントサイトは三角断面、リアサイトが台形でエッジにラインの入った
タイプとなっており、慣れれば非常に素早いサイティングが行えるということである。 また、ワルサーP99
のコッキングインジケーターと同様のローデッド・チャンバー・インジケーターがスライド後部に付いている。
余談だが、現ステアー・マンリッヒャー社はアウトドア用品等を扱う「マンリッヒャー」と、銃器関係を担う
「ステアー・アームズ」の2部門に分かれている。M-A1は現在、ステアー・アームズの取り扱いとなって
いる。
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