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全長 |
重量 |
口径 |
装弾数 |
製造国 |
198mm |
750g |
9mmParabellum
7.65mmx22
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8+1 |
スイス |
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1940年代、スイス軍は旧式化した軍用拳銃M06/29の後継として、国内のシグ社に自動拳銃の開発を依頼
した。この要請を受けたシグ社は、フランスMASのM1935(ブラウニングHP?)などを参考に長年の研究と改良
を続け、1947年に完成度の高い自動拳銃を作り上げた。翌年、その銃はスイス軍に採用され、さらに翌1949
年「P49」の制式名があたえられた。「P210」は、P49の民間モデルである。
P210はバレル、フレーム共にスイスの精密機械技術の高さを証明するに充分な工作精度を誇り、命中
精度も当時の拳銃ではズバ抜けた性能を持っていた。
しかし、工作精度の高さ故に生産には手間がかかり、それだけに値段も非常に高価(約1500ドル)になって
しまったため売り上げはいまいち伸び悩んだ。この反省からシグ社は後に工程の効率化を図ったP220を
開発する。
また、売り上げとは別にP210は高精度拳銃の教科書とされ、チェコのCz75を始め、様々な国で新しい
拳銃を作る上での参考にされた
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