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モデル |
全長 |
重量 |
口径 |
装弾数 |
製造国 |
9mm
.40S&W
.357SIG
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173mm |
630g |
9mmx19
.40S&W
.357SIG
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13+1
12+1
12+1
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ドイツ |
.45ACP |
180mm |
730g |
.45ACP |
8+1 |
ドイツ |
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USP コンパクトは、フルサイズのUSPと同様に多数の口径バリエーションを持ち、9mm×19弾は13+1発、.40S&W弾では12+1発と、小型化しながらも多弾装を実現。コンシールド性にも優れているため、法執行
機関を中心に人気が高い。 9mmと.40S&Wモデルを筆頭に、.45ACP、最終的に.357のSIGモデルも追加され
た。 1994年のハイキャパシティマガジン禁止(アメリカでは法規制により、市販拳銃の装弾数は10発に制限
されている)によって、米国市場において10発前後のコンパクトピストルという、まったく新しいジャンルの登場
原因となった。
USPは軽量であるため射撃時にスライドの動きが顕著に伝わり、それがフルサイズUSPの撃ち味に影響を
及ぼしているとされるが、それに比べてUSPコンパクトは撃ちやすいとする意見もある。 その理由として、
スライド内部には、耐久性を向上させるためのメカニカル・リコイル・リダクションシステムを持ち、ポリマー製
アブソーバーブッシングとリコイルスプリングも角断面タイプが使用され、耐用年数は20,000発を上回る。
トリガーリーチとグリップも小型化され、携帯性を高めるためのボブデッドハンマー等、コンシールド性を高め
てあり、マガジンフロアプレートをフラットタイプに交換すればさらに小型化も可能。
ドイツの連邦警察や各州・特別行政都市(ケルンやフランクフルト、ベルリン、ボンなど)の警察では私服警官
及び法執行機関向けにUSPコンパクトがP10の名称で制式採用されている。また、現在では後継機として
ダブルアクションオンリーのH&K P2000が販売されており、こちらも警察組織に採用されている。
その他、H&K USP シリーズ動画
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