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モデル全長 |
重量 |
口径 |
装弾数 |
製造国 |
208mm |
635g |
5.7mmx28 |
10/20+1 |
ベルギー |
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新型弾SS90(後に改良型のSS190)を用いるFN社の自動拳銃。
同社のP90をメインとした場合のサイドアームとして開発されたため、弾丸の共用が可能となっている。
2000年に登場した比較的新しいポリマーフレーム拳銃であり、兄貴分とも言えるP90同様、かなり異色の
ファイアアームとなっている。
使用弾薬のSS190は、薬莢が従来の拳銃弾のドングリ形ではなく、ライフル弾を小型にしたボトルネック
形状をしている。そのため弾丸の初速が速く、弾速はアサルトライフルに迫る秒速650メートルにも及び、
その威力は、200m先のケブラーヘルメットを貫通し、50mの距離ではクラス3のボディアーマーを撃ち抜く
貫通力を持つ。 さらに、人体等の軟体に命中すると弾丸が回転する(タンプリングアクション)性質を持って
いて、するりと貫通せずに体内の傷口を広げるのでストッピングパワーも高い。 また、従来の9mmParaや
.45ACPに比べ長く細い弾薬形状のおかげで、グリップの前後幅は増したものの、装弾数は破格の20発と
なっている。
デザインも特徴的で、当初採用されていたピーナッツ形状のトリガーガードは注目を浴びた。プラスチック
はフレームだけでなく、スライド部をも覆っており、過熱や冷却によるはりつきに備えたものとなっている。
作動も一般的なショートリコイルではなく、ディレイドブローバックとなっている。
当初はストライカー式のモデルのみだったが、特殊部隊の要望により、内部ハンマー式のモデルも開発さ
れた。現在、イギリスのSASが正式採用を考えて、実験的に調達しているとの事である。
本来は軍のエリート部隊用であったが、現在は一般市場において$800で販売されており、セールスは順調
そのものであるとか。一部では既にコレクターアイテムと化しているようだ。
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登場作品 |
使用者 |
備考 |
ローグ アサシン |
ベニー |
シャーマン外科医保護にて所持
発砲無し |
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