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モデル |
全長(伸長時) |
重量 |
口径 |
装弾数 |
製造国 |
37(Mk.III) |
710mm(795mm) |
3,11kg |
37mmx110RB |
5 |
イギリス/カナダ |
37 Tactical |
640mm(692mm) |
2,98kg |
37mmx110RB |
5 |
イギリス/カナダ |
37 Shorty |
460mm |
2,72kg |
37mmx110RB |
5 |
イギリス/カナダ |
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アーウェン37(アーヴィン37)は、ロイヤルオーディナンス社のRSAFが開発した5連発型リボルビング・
グレネードランチャー。"ARWEN"(アーウェン)は、"Anti Riot Weapon ENfield"(アンチ・ライオット
・ウェポン・エンフィールド)の略。
口径37mm×110RB(Rebated:リベイテッド)の専用弾薬を使用するのが特徴で、薬莢自体が使い捨ての
チャンバー(薬室)の役割を兼ねている。このため、アーウェン37の弾倉部分は、弾薬が露出した特殊な
構造になっている(弾薬が装填されていないときは、「歯車」しか見えないガランドウである)。ちなみに、弾薬
が発射された後、トリガーを引き切ると薬莢は自動的に排莢される。
元々は警察の暴徒鎮圧用に開発されたため、非殺傷型のゴム弾やガス弾などが多く用意されているが、
殺傷用の弾薬も使用可能となっている。現在、アーウェンはポリスオーディナンス社の商標となり、カナダ
で生産されている。
元が警察・治安機関向けなので、弾薬部分がむき出しになっているなど、軍用としてはやや不向きな面
もあるが、SASの対テロ部隊など、軍関係にも採用の実績がある。この種のランチャーとしては特に軽量
で、扱いやすいという評価もあるようだ。
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