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モデル |
全長(伸長時) |
重量 |
口径 |
総弾数 |
製造国 |
12インチ |
805mm(885mm) |
3.87kg |
7.62x51mm |
10/20 |
ドイツ |
16インチ |
905mm(985mm) |
4.05kg |
7.62x51mm |
10/20 |
ドイツ |
20インチ |
1005mm(1085mm) |
4.23kg |
7.62x51mm |
10/20 |
ドイツ |
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H&K社が2005年にHK416の7.62x51mmバージョンとして開発した突撃銃。
HK417はHK416、G36と同じオペレーテッド・ロッド・ガスシステムを持つモデルで、M16系のリュングマン
(Ljungman)・システムとは違い、ボルトの汚れや加熱が抑えられ、その結果、クリーニング周期は大幅に
改善されている。H&Kでは10,000〜15,000発までパーツの破損や交換を必要とせず、また精度を保証しよう
としている。 このガスシステムは弾薬の違いや、バレル長、サプレッサーの有無にも作動が左右されない。
また、このHK417もHK416で実証されている耐久性の高さを受け継いでおり、H&Kが行った砂漠での発砲
テストでは、あらゆるメーカー製の125〜175グレイン7.62x51mm弾を1挺のHK417で、15,000発以上も発射
する耐久テストをクリアしている。
冷間鍛造製のバレルは、簡単な工具によって2分以内に交換可能で、12インチ/305mm、 16インチ/406mm
(標準バレルorアキュライズドバレル)、20インチ/508mmの4種類が用意されている。このアキュライズド(Accurized)バレルは標準バレルをより高精度にしたもので、16インチと20インチに設定されている。
レシーバーはアルミ合金製で、セミオート/フルオート・セレクターレバーはアンビとなっており、HK416と同じ
く標準で上下左右にピカティニーレイル付きのフリーフロートハンドガードも装備され、あらゆる光学機器が
使用出来る他、下部レイルにはHK AG36/AG-C 40mm グレネードランチャーも装備可能。
グリップは3種類のサイズが設定されている。ストックは光学機器等で使用するバッテリーを収納することが
できる複数のコンパートメントが付いた調整式のリトラクタブルストックで、バットプレートはラバーのリコイル
パッド付き。 マガジンは初期のプロトタイプでは、G3のマガジンを使用していたが、量産モデルではトランス
ルーセント(translucent:半透明)ポリマー・マガジンとなっている。
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