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モデル |
全長(伸長時) |
重量 |
口径 |
装弾数 |
製造国 |
SCAR-L |
612(838)mm |
3.28kg |
5.56mmx45 |
30 |
ベルギー |
SCAR-H |
798(1021)mm |
3.51kg |
7.52mmx51
(7.62mmx32) |
20 |
ベルギー |
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FN社が特殊部隊向けに開発した次世代突撃銃。
SCARは「Special operations forces Combat Assault Rifle:特殊部隊用戦闘突撃銃」の略。
同社FNCのフレームを基に開発され、各パーツを共通化する事で銃身長や口径、用途が替わっても操作
や整備が同じ手順で行える。そして、新たに6mm口径などの新しい弾が登場してもスムーズに適用が可能
な様、設計されている。運用の視点でもパーツの共通化で銃ごとに保守部品を別途用意する必要が無く
なり、製造/保守コストの削減も望める。また、フォアグリップには折り畳み式のバイポッドを内蔵しており、
必要に応じてフォアグリップ/バイポッドを切り替える事ができるユニークな機能を持っている。
FN社の意図としては現在、アメリカ特殊部隊が使用中のM16やM4、狙撃用のSPR Mk.12の後継として
5.56mm版の「SCAR-L(Light)」を、M14およびSR25の後継としては7.62mm版の「SCAR-H(Heavy)」を、
そして現在導入が検討されている6mm口径弾にはSCARの新たなモデルを用意し、あわよくばアメリカ軍の
主力火器全てをSCARで統一してしまおうと目論んでいるようだ。2005年7月に、アメリカSOCOMが大量に
購入し運用試験を行っている。
またM203に替わる新たな25mmグレネードランチャーの装着も考慮されている。
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