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全長 |
重量 |
口径 |
装弾数 |
製造国 |
999mm |
3.53kg |
5.56mmx45 |
20/30
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アメリカ |
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アメリカ軍が現場の意見を採り入れ、旧型化したM16A1に近代化を施した傑作突撃銃。主な変更点として
は以下の点が挙げられる。
・新兵の撃ち過ぎ対策としてフルオートを廃して3連バーストに仕様変更
(なお米軍以外は従来通りフルオート)
・使用弾薬を従来のM193から、新型で貫通力に優れたM855(SS109)へと変更
・リアサイト、フラッシュハイダー、グリップの変更
・ケースディフレクターの追加
・バレル及びストックの耐久性強化
・ハンドガード部を三角型から丸型に変更
(ハンドガード下部を交換して40mmの小型榴弾を発射できるM203が装着可能)
1982年にアメリカ全軍に制式採用され、1984年からM16A1に代わって順次更新が開始、1991年に始まっ
た湾岸戦争ではアメリカ軍の主力突撃銃として活躍した。今ではNATO各国に制式採用されており、民間に
もAR15A2の名で販売されている。
現在のアメリカ軍ではM4A1のようにフラットトップレシーバーを備え、各種アクセサリーを取り付け可能な
M16A4が制式ライフルとして使用され続けている(海兵隊仕様はハンドガードをR.I.Sに交換している)。
次期制式採用自動小銃の選定までは、現行のM16A4及びM4A1との併用が続くことが予想される。
なお、現在はFN社が製造を行っている。
銃器大国アメリカにおいて長年使用され続け、数々の実戦経験を基に様々な改良が加え続けられた結果、
とても完成度の高い軍用銃となっていることは確かである。その証拠にSPRと呼ばれるスナイパーモデルや
M4などのカービンモデルなど様々なバリエーション、カスタムモデルが存在する。
元は軍用であるが警察用としても優れた性能を持っており、アメリカンポリス、特にLAPDやSFPDのような
犯罪多発地域を抱える警察の車輌に、それまであったショットガンに替わる非常時の高火力武器として
搭載されているようである。
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