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モデル |
全長(伸長時) |
重量 |
口径 |
装弾数 |
製造国 |
AKM |
876mm |
3.40kg |
7.62mmx39 |
5/20/30/40/75/180+1 |
ソビエト他 |
AKMS |
657(895)mm |
3.55kg |
7.62mmx39 |
5/20/30/40/75/180+1 |
ソビエト他 |
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1959年にAK47の後継として配備が始まった突撃銃。
AK47と構造はほぼ同一だが、レシーバー部を削り出しからプレス加工品を溶接した物に変更したため、
生産効率の向上と軽量化に成功している。またレートリデューサーと云う独自の速度抑制装置を装備して
いる為、操作性はAK47よりも良くなっている。その他、ショルダーストックやフォアエンド、ガスポートの形状
変更など、細かい変更点は意外に多い。
バージョン違いとして1960年にフォールディングストックを装備したAKMSが、1975年に特殊部隊・空挺部隊
向けにカービンモデルのAKM-SUが開発された。
AKMとは、Avtomat Kalashnikova Modernizirovannyi(改良型カラシニコフ式突撃銃)の略であり、
マズル先端が斜めに切断されているように見えるのが最大の特徴である。これは発射ガスを上方に吹き上げ
て銃口の跳ね上がりを抑える、コンペンセイターの役目を果たす。
なお小さな変更だが、このAKMから着剣装置が復活している。前作AK47には当初、着剣装置がなく、後に
かなり苦労してスパイク状のバヨネット(銃剣)を追加した例が見られた。
また、このAKM用のバヨネット(上の写真・右下に写っている物)は、サヤと組み合わせることでワイヤー
カッターとして使うことができる。さらにグリップの部分が絶縁されているため、例えば通電された鉄条網など
でも安全に切断することが可能だ。
これはなかなかの優れもので、後にアメリカ軍でもほとんどそのままに取り入れられ、制式化された。
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